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​研究内容

 私たちの研究室では、枢要組織と血液を隔てる血液組織関門について研究を行ってきました。近年では、「安全な感染症・がん治療」や「男性不妊の改善」、「精巣毒性の予測・回避」などへの貢献を目指し、「血液精巣関門(BTB)における薬物・栄養物の輸送機構の解明」を行っています。

 精細管内環境の恒常的維持は、雄性生殖機能を保つ上で必須の生理機構です。セルトリ細胞を実体とするBTBは、物理的障壁として血液と精細管内腔を隔てるとともに、精細管内腔への物質輸送を制御することで、精細管内環境の適切な維持に寄与すると考えられます。このため、BTBを介した輸送機構は精子形成や精巣内の病態に重大な影響を及ぼすと想定され、病態の原因究明や薬物療法の向上に、BTBの輸送機構に関する知見が有用と期待されます。

 私たちの研究室では、以下の項目に関心を抱いて研究を展開しております。

1) BTBモデル細胞を用いた輸送機構解明

2) BTBにおける物質輸送機構の生理的・薬理的役割の解明

3) 新たな生殖毒性評価モデルの開発

4) 精巣を標的としたDDS技術の開発

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